1954-03-15 第19回国会 参議院 大蔵委員会 第18号
近年における一般大衆による証券投資の増加に顧み、投資者の保護を益々強化する必要があると存ずるのでありますが、最近一部の貸金業者例えばいわゆる株主相互金融会社等にその例が見られますように、株券等の募集、売出等に際し、その株券等の額面価格が常に保証され、又は一定の配当等の支払が保証されるものと誤認させるような誇大な宣伝方法を用いて投資を勧誘し、これを信頼して投資に応ずる一般大衆に損害を与え、又は与えるおそれのある
近年における一般大衆による証券投資の増加に顧み、投資者の保護を益々強化する必要があると存ずるのでありますが、最近一部の貸金業者例えばいわゆる株主相互金融会社等にその例が見られますように、株券等の募集、売出等に際し、その株券等の額面価格が常に保証され、又は一定の配当等の支払が保証されるものと誤認させるような誇大な宣伝方法を用いて投資を勧誘し、これを信頼して投資に応ずる一般大衆に損害を与え、又は与えるおそれのある
○国務大臣（小笠原三九郎君） まあ丁度法令も御覧下さつたように、担保附社債券とか、或いは法令による優先弁済権ですか、こういつたような債券の募集をやることについてよほど緩和しておることは御承知の通りでありますし、又証券投資信託についても、今までの届出を免除するような緩和のところもございまするし、又株券の募集或いは売出等についても緩和しておるところもございますので、大体から言いまして、私どもが弊害があると